「コストコでは妙に優しい母」「文末に『笑』を2連続で付ける男性」の心理とは?若手芸人が分析

ラジオ関西『Clip』火曜日でパーソナリティーを務める、はるかぜに告ぐ(とんず・一色といろ)

お笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、リスナーから“持論”を募集。自分だけのこだわりや信条、心の叫びまで、さまざまな意見が寄せられた。

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はじめに紹介されたのは「男兄弟の長男はみんな味の濃い食べ物が好き」という持論。このおたよりには、「元カレがみんなそうでした」と添えられていたが、はるかぜに告ぐのとんずは「偶然偶然!」と笑い飛ばした。

続いて紹介されたのは「一生懸命怒るうちはまだ好き」というもの。この持論を送ったリスナーによると、友人や自分の“推し”など、家族ではない相手に怒る時間は生産性がないという。それでも、相手に対して怒りの感情が芽生えてしまううちは、まだまだ愛情がある証拠に違いないとつづられていた。さらに、「例えば、SNSでアイドルに対してプリプリ怒っている人は、まだまだその相手のことが大好きです。本当に嫌いになったら、見ることすらなくなってしまうので」と補足されていた。

また、「人の話を聞くときに、すぐ『深いな〜』と言う人は、大体序盤で聞くことをやめている」という持論も。このおたよりでは、「こちらがまじめに語っているのに、相槌のように『深いな〜』と言ってくる人は、話の半分も聞いていないことが多いので、真剣に話したことを後悔します」と続いていた。

この持論には、はるかぜに告ぐの2人も共感。一色といろは「なんかこの話深そうやなと察したら、その時点で『深いな〜って言っておけばいいや』と思ってるんやろうな」とその心理を分析。一方、とんずは「『深いな〜』は、話を全部聞いてから最後に1回だけ言うことにしましょう」とフォローしていた。

さらに、「お母さん、コストコにいるときだけはめっちゃ優しい」という持論が紹介されると、スタジオは大盛り上がり。このメッセージを送ったリスナーによると、普段は倹約家で子どもに対して厳しい母親でも、コストコに行くとテンションが上がるのか、アイスやホットドッグなど、棚に並んだ商品をなんでも買ってくれるようになるという。

とんずによると、普段は何をねだっても買ってくれない母親でも、コストコを訪れたときだけは「あんた、これいらんの?」と自ら尋ねてくれるため、その不意打ちの優しさにいつものフォームを崩してしまうそうだ。このおたよりは、「普段は倹約家のお母さんは、コストコで豪遊するために頑張っているのかもしれません」と締められていた。

ほかに、「女子へのラインの文末が全て『笑笑』の人、下心しかない」という持論も。拒絶されたときに傷付きくないという気持ちからか、冗談っぽい雰囲気を出そうと、クセのように文末に「笑」を付ける男性がいるという。番組では、同じような意味合いで文末に使用されることの多い「w」では下品に見えることがあるため、少しでも爽やかに見えるよう、あえて漢字の「笑」を二つ並べている点もポイントではないかと分析していた。

誰もが一つは心に持っている、自分だけの持論。自分を知り、毎日を快適に過ごすために、改めて探してみるのも良さそうだ。

※ラジオ関西『Clip火曜日』より

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