田舎町のスケートリンクで出会った3人 尊い時間を過ごす姿 奥山大史監督作「ぼくのお日さま」予告

2024年9月13日より全国劇場公開される、史上最年少でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した、奥山大史監督の商業デビュー作「ぼくのお日さま」の、第二弾予告が公開された。

第二弾予告は、アイスホッケーの練習のためにスケート場に来ていたタクヤが、フィギュアスケートを練習する少女・さくらの姿に心奪われる瞬間を捉えたシーンから始まる。そして主題歌「ぼくのお日さま」のハンバート ハンバートの佐藤良成が手がけた劇伴が流れはじめ、「アイスダンスに挑戦してみよう」という荒川からの提案からはじまった3人が、練習に試行錯誤する日々が描かれる。最後は、「二十才の微熱」「ぐるりのこと。」「お母さんが一緒」などの橋口亮輔監督が寄せた、「痛みを描いていて、ちゃんと痛かった」というコメントで締められている。

あわせて公開された本ポスタービジュアルは、写真家・木村和平が撮影したもの。田舎町のスケートリンクで出会った3人が、湖の氷の上で満面の笑顔で寄り添う姿を捉えた写真を使用し、お日さまの光の中で、尊い時間を過ごした彼らの”3つの心がひとつになった”瞬間を切り取ったビジュアルとなっている。

「ぼくのお日さま」は、ハンバート ハンバートの楽曲と同名タイトルの作品。雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フュギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で描かれる。監督は奥山大史。長編初監督作「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞したほか、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務め、本作で商業デビューを果たした。

【作品情報】
ぼくのお日さま
2024年9月6日(金)~9月8日(日)テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて3日間限定先行公開
9月13日(金)より全国公開
配給:東京テアトル
©2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

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