金沢工業大学、「高等学校DX加速化推進事業」採択校を対象にした「DXハイスクール応援プログラム」を8月5日・6日に開催

金沢工業大学は、「高等学校DX加速化推進事業」に採択された高等学校の教員・教育委員会関係者を対象とした「DXハイスクール応援プログラム」を、8月5日・6日に扇が丘キャンパス(石川県野々市市)の23号館にて開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。

大学教育に引き続いて高等学校でも、デジタル等の成長分野を支える人材育成への取り組みの強化が求められている。4月には全国で1010校の高等学校が、文部科学省によって実施される「高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」に採択された。

金沢工業大学はこれに先んじて、2020年度に教育DXへの取り組みを開始。2021年には、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に2件が採択された。同学では、この3年間で培った教育DXのノウハウを高校教育の現場にも展開できるよう支援すべく、「DXハイスクール応援プログラム」を企画している。

同プログラムでは「探究学習等におけるICT機器の活用例の紹介」と題して、文系・理系を問わず探究学習などで活用できる事例(生成AI、3DCG、アンケート・データ集計のコツ、Googleツールの活用、360度撮影とVR化、生成AIのプロンプト手法、修学データ分析など)を紹介する(事前申し込み必須)。

あわせて、同学が有するハイスペックなパソコン、3Dプリンタ、360度カメラ、VR、ドローン、生成AI、オンライン授業セット(カメラ・マイク・スピーカー)の実機展示・操作体験が可能になっている。

さらに、「教育DXカフェ」と題したフリーディスカッションでは、同学において教育DXを推進する教職員と参加者との車座トークが行われる。探究学習・課題研究の進め方、ICT機器の相談、大学教員の出張講義相談などについて気軽に話し合える(事前申し込み必須)。

開催時間は、8月5日が13時~15時30分、8月6日が10時~15時30分。参加対象は、DXハイスクール採択校の教員、教育委員会関係者となっている。

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