ブルージェイズ逆転サヨナラ負け 菊池雄星は自己最多の13奪三振

【ブルージェイズ3-4xジャイアンツ】@オラクル・パーク

日本時間7月10日、ブルージェイズは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦がスタート。その初戦はロースコアの接戦となり、9回裏に2点を奪われて3対4で逆転サヨナラ負けとなった。ジャイアンツ5番手のエリック・ミラーが3勝目(2敗)をマーク。ブルージェイズは先発の菊池雄星が自己最多の13奪三振を記録し、8回途中6安打2失点で無四球と見事なピッチングを見せたものの、3番手のトレバー・リチャーズが1点のリードを守れず、リチャーズは今季初黒星(1勝)を喫した。

菊池とブレイク・スネルの投げ合いは緊張感のある投手戦となり、4回表まで両軍無得点。ジャイアンツが4回裏先頭のエリオット・ラモスの13号ソロで均衡を破ったものの、ブルージェイズは7回表にジャイアンツ3番手のライアン・ウォーカーから一死2・3塁のチャンスを作り、アーニー・クレメントの5号3ランで一気に試合をひっくり返した。ジャイアンツは8回裏先頭のタイラー・フィッツジェラルドの2号ソロで1点差に詰め寄り、9回裏二死1・2塁からブレット・ワイズリーが起死回生の同点タイムリー。そしてリチャーズの暴投により、ジャイアンツが4対3で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

今季19度目の先発となった菊池は2回裏に三者三振を奪うなど、3回までに6奪三振を記録する上々の立ち上がり。4回裏に先制アーチを浴びたものの、6回裏先頭のラモスから奪った空振り三振で早くも2ケタ奪三振に到達した。8回裏先頭のフィッツジェラルドにも一発を浴び、2点目を失ったが、続くワイズリーを空振り三振に仕留め、自己最多の13奪三振となったところで降板。1ヶ月ぶりの5勝目を挙げることはできなかったが、トレード・デッドラインでの移籍が噂されるなか、他球団に向けてもアピールに成功した。今季の防御率は4.00となっている。

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