阪急の「ハワイフェア」が本格的、緑あふれる会場で現地の味を

百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)の人気イベント『ハワイフェア2024』が10周年を迎える。今年は期間が2週間となり、後半の7月10日から会場を拡大。新たに65店舗が出店し、多くのハワイファンが集まった。

阪急うめだで開催中の『ハワイフェア2024』。祝祭広場がハワイ一色に!

■ 早々に1時間待ちの列、賑わう会場

装飾がかわいい会場風景

2014年から始まったハワイフェア。今年は初となる2週間開催で、10日から始まった後半から会場をさらに拡大。新たに65店舗がオープンし、9階フロアの催場がハワイ一色となった。

当日はオープンと同時に大勢の客が訪れ、早々に1時間待ちの列ができる店舗も。モロカイ島で愛される「カネミツ・ベーカリー」のマラサダやハワイのお土産としても有名な「ビッグアイランド・キャンディーズ」のショートブレッドといった名物は特に人気で、長蛇の列ができていた。

長蛇の列ができていた現地で人気のドーナツ「マラサダ」

また、その場でハワイフードを楽しめるのも魅力のひとつ。地元の人々に愛されるハンバーガー専門店「ホノルルバーガーカンパニー」の「ロコモコバーガー」や「ブルーハワイバーガー」(各1680円)、ワイキキビーチなどに店を構える「カイコーヒー」のカフェラテ(990円)など、「現地の味」を楽しむ人々でイートインスペースが賑わっていた。

ハンバーガー専門店「ホノルルバーガーカンパニー」の「ロコモコバーガー」(1680円)

「カイコーヒー」のカフェラテ(990円)オーナー、サム・スーターさんとともに

同百貨店では1年通してハワイの魅力を楽しめる「Hawaiiライフ事業」に取り組み、催事のみならず、公式サイトやSNSでの情報発信も精力的におこなってきた。今回、それらの活動が認められ国内企業初の「ハワイ州政府産業経済開発観光局(ディベット)」との連携協定を締結。今後は、全国の百貨店でもハワイフェアを展開していくという。

7月10日、阪急うめだ本店にておこなわれた「ハワイ州政府産業経済開発観光局(ディベット)」との連携協定調印式

会場にはアロハシャツなどハワイにまつわる服を着た人の姿もちらほら。担当者によると前半に続いて来場するハワイファンも多いそうで、「お祭りに行くような感覚で盛り上げようとして下さる方が多い印象です。会場の雰囲気含め、ハワイを感じて帰っていただければ」と話した。

『ハワイフェア2024』は7月15日まで、時間は10時から夜8時まで(最終日は夕方5時で了)。場所は「阪急うめだ本店」9階催場にて。

取材・文・写真/つちだ四郎

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