デ・ラ・フエンテ監督、フランス代表に勝利し決勝進出も「改善の余地はある」 決勝戦に向けて展望を述べる

写真:デ・ラ・フエンテ監督は決勝戦に向けて気を引き締めた ©Getty Images

スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、決勝戦に向けて「改善の余地はある」と語った。また、EURO史上最年少ゴールを記録したラミン・ヤマルについても考えを述べた。UEFA公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

スペイン代表がフランス代表との試合に勝利し、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)決勝へと駒を進めた。この試合では、ラミン・ヤマルがEURO史上最年少ゴールを記録し、負傷離脱したペドリに代わって先発出場したダニ・オルモが決勝点となるゴールを挙げた。

しかし、デ・ラ・フエンテ監督は決勝戦に向けて「改善の余地はある」と冷静に試合を振り返り、展望を語った。

「私はこれからも選手たちを信頼していく。選手たちは共通の目標のために働き、どんなハードワークもこなす。これもチームが意欲にあふれていることの表れだ。この選手たちの監督であることを誇りに思う」

「選手たちはさらに高いパフォーマンスを発揮できるはずだし、さらに良くなれる。決勝戦は、我々が出せる最高のパフォーマンスが求められる。まったく違う試合になるはずだ。困難に聞こえるかもしれないが、改善の余地はある」

また、EUROの記録を更新したヤマルについても「慎重であり続けなければいけない」と現実的な考えを述べた。

「ラミンは偉大な選手へと成長しそうなオーラを持っているが、我々は慎重であり続けなければいけない。我々は手堅く、最善の方法で彼の成長を促していかなければいけない」

© 株式会社SPOTV JAPAN