まるでお店の味に!いつもの“唐揚げ”を劇的においしくする「ひと手間」

「唐揚げ」は子どもから大人まで人気が高いメニューのひとつ。2つのちょっとした手間を加えるだけで、毎週家族にリクエストされるほど劇的においしくなるとか。自炊歴20年で、揚げ物料理を得意とするシンプリストうたさんに教えてもらいました。

1.マヨネーズを足す

味付けは基本的にいつもの味付けでよいのですが、仕上げに「マヨネーズ」を足すと、よりおいしくなります。きっちり計る必要はありませんが、鶏肉1枚に対して大さじ2の分量が目安です。約10年前にママ友から教えてもらった隠し味ですが、現在では、マヨネーズの売り上げトップクラスを誇るキユーピーマヨネーズの公式サイトでもオススメされるほど、定番の隠し味になりつつあります。

\----------------
鶏肉に下味をつける際にマヨネーズを加え、もみ込んで揚げると、マヨネーズに含まれる乳化された植物油が鶏肉のたんぱく質に作用してやわらかくなります。またマヨネーズで鶏肉をコーティングすることで、パサパサ、カチカチになるのを防ぎ、臭みも消すことができます。
出典:https://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/urawaza/urawaza07.html
\----------------

マヨネーズの成分でやわらかくなり、コーティングされることでパサパサやカチカチを防げます。

2.「唐揚げ」は揚げる前にザルで水気を切って!

通常は、タレを漬けたお肉にそのまま小麦粉や片栗粉をまぶしますが、ここではあえてザルに通し、水気を切ります。そうすることでお肉の水分が抜け、カラッとした仕上がりになるんです。

よりカラッと仕上げたい人は、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取るところまでできれば完ぺきです。漬ける時間が短いと味が薄くなってしまいますので、2時間以上は漬けておくと調味料を拭き取ってもしっかり味がつきます。

お店級の唐揚げの完成!

拭き取ったあとは、いつも通り小麦粉か片栗粉をつけて油で揚げます。量をたくさんつけることよりも、ムラなくつけることを意識してみてください。マヨネーズが鶏肉全体にコーティングされていることで、揚げてもカチカチになることはありません。カラッと揚がることで長時間置いてもべちょっとなりにくいので、お弁当のおかずに入れるのもおすすめです。

衣がべちょっとしない!まるでお店の唐揚げになる

2つの手間でいつもの「唐揚げ」がお店級においしくなるので、多少の手間がかかるのも納得していただけるはずです。マヨネーズもザルも、多くのご家庭にあるのでわざわざ用意することから始める必要もありません。味付けも工程もほとんど今までの方法と変えずにできるので、「おうちの味」をキープしつつ、よりジューシーでサクッとしたワンランク上の唐揚げに仕上がりますよ。

■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。Instagramは「@utatanenet_home」。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

© 株式会社ベネッセコーポレーション