通学路の安全点検 3年かけて「100%対策実施」 香川県

香川県と香川県教育委員会は、2021年から警察やPTAなどと一緒に県内152の小学校の通学路の点検と安全対策を実施してきました。対策が必要とされた1475カ所のうち、2024年3月までに1385カ所の対策を終え、暫定的な対策を含めると100%の安全対策を実施したとしています。

具体的には横断歩道の設置や移設、信号機のLED化などを355カ所で実施しました。また通学路の変更やボランティアによる見守り活動などを1019カ所で実施しました。また歩道整備、交差点改良、標識の設置などを552カ所(暫定対策を含めると642か所)で行いました。

香川県教委保健体育課では、現在安全な場所でも車の通行量が変化したら新たな対策が必要になるため、引き続き点検を行い、通学路の見直しなど必要な対策を行うとしています。

通学路の安全点検は、2021年6月に千葉県で下校中の小学生の列にトラックが衝突した事故を受けて全国一斉に実施され、安全対策が取られています。

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