中学生がフードドライブで食品を寄贈 群馬・高崎市

高崎市内の中学校が、家庭で余った食品を持ち寄るフードドライブ活動を行い、子ども食堂など必要な人たちへ配布するNPO法人へ食品を贈りました。

全校生徒約170人が参加しフードドライブ活動を行ったのは、高崎市の寺尾中学校です。

寺尾中では、食品の宅配などを行う事業者でSDGsの教育にも取り組むパルシステム群馬と連携し、2021年から毎年この活動に取り組んでいます。

今回、生徒が持ち寄ったのはお菓子やレトルト食品などあわせて226点で、自分たちで賞味期限なども確認しました。

10日は寄贈式が行われ、生徒たちがNPO法人三松会フードバンク前橋の職員に食品を手渡しました。寄贈式に出席した、パルシステム群馬の光山徹さんは、「こうした取り組みがあることを周りの人にも伝えて下さい。」と呼びかけていました。

贈られた食品はフードバンク前橋を通じて子ども食堂や、必要とする家庭などに届けられるということです。

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