応援を力にパリ五輪へ バドミントン女子ダブルス北都銀行の「ナガマツペア」の壮行会 秋田

秋田朝日放送

パリオリンピックにバドミントン女子ダブルス日本代表として出場する北都銀行の「ナガマツペア」の壮行会が10日秋田市で開かれました。

大きな拍手で迎えられ、約300人が集まった会場にやってきたのは北都銀行の「ナガマツペア」の永原和可那選手と松本麻佑選手です。

バドミントン女子ダブルス日本代表としてパリオリンピックに出場する2人の活躍を願って壮行会が開かれました。

会場では2人の母校からのメッセージ動画が紹介され、ナガマツペアは笑顔を見せていました。

松本麻佑 選手:「私たちは東京(五輪)で悔しい思いをした分このパリにかける思いは大きい。このように成長できたのも、秋田のみなさんと北都銀行のみなさんに支えられて今の自分があると思う」

永原和可那 選手:「コートの中でプレーするのは私たち2人だけれどみなさんの思いを一緒に持ってコートの中でそれを表現して(前回の)悔しさを晴らしてきたい」

たくさんの人たちの応援を力に2度目のオリンピックに挑みます。

松本麻佑 選手:「やはり自分たちらしく戦えるということが一番だと思う」

永原和可那 選手:「やっぱりナガマツらしいプレーと言えば攻撃的なプレーなので、そこをどんどん出していける展開を作っていけたらと思う」

パリオリンピックでは自分たちらしいプレーを見せたいと意気込むナガマツペア。6月10日から約1カ月にわたり秋田で調整を行ってきました。女子選手よりもパワー・スピードともに勝る男子選手との練習や外部コーチから指導など、代表合宿とは異なる刺激・内容で準備を進めています。

永原選手、松本選手ともに170センチ超えという長身を生かしたプレーをさらに強化すべく前衛での身のこなし方や体力強化になどに重点を置き練習してきました。

けがや体調不良で思うように練習できない時期もありましたが、東京での雪辱を果たすため準備は万端です。

2人は日本国内での代表合宿を経て20日にパリへ出発します。

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