雪中貯蔵酒掘り出し…暖冬で雪集めに苦労しただけに格別な味に?福島県・猪苗代町

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猪苗代町で、雪室で熟成させた雪中貯蔵酒を掘り出しました。

猪苗代町のリカーショップうかわです。

約100トンの雪を集めた雪室で4か月間、地酒「稲川」の四合瓶、約1000本を熟成させました。

時折強い雨が降るなかおよそ500本を雪室から掘り出しました。

約2度という水が凍る直前の温度が、まろやかな雪中貯蔵酒を生み出すといい、25年ほど続けています。

さて、ことしの仕上りは?

■リカーショップうかわ宇川 定代表

「これでほっとするって感じですよね。上手く出来上がってね。やっと皆様に提供できるっていう感じでね」

暖冬だったため、とにかく雪集めに苦労したそうで、店の人にとっては格別な味になったようです。

雪中貯蔵酒は7月11日から店頭で販売されます。

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