マンU、CB強化にリールDFヨロ獲得で原則合意も…選手本人レアル行きを希望

レニー・ヨロ 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、リール(フランス1部)に所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)の獲得に動いているようだ。

2017年にリール下部組織へ加わったヨロは、190cmのリーチを生かした深いタックルや高いビルドアップ能力を併せ持つセンターバック。2022年5月に16歳6ヶ月1日という若さでトップチームデビューを果たすと、昨季はリーグ・アン32試合で2ゴールと飛躍した。

イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、今夏にセンターバックの補強に乗り出しているユナイテッドが、ヨロの獲得に向けてリールと原則合意に至ったとのこと。5000万ユーロ(約87億4000万円)のプライスタグが設定されているフランス人DFはスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団したレアル・マドリード(スペイン1部)への移籍のみを望んでいるという。

しかし、マドリードが提示しているオファーはリールの要求額に見合っていないとのこと。リールとの現行契約が来夏までとなっているヨロが仮に残留した場合、フリー移籍に向けて1月から海外クラブとの交渉が可能となっている。

また、ユナイテッドは以前のように移籍を巡る交渉を長引かせなくたいと考えており、そのほかにも複数選手をリストアップしているとのこと。すでにエバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトやバイエルン・ミュンヘンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得も並行して動いているようだ。

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