『新宿野戦病院』第2話あらすじ完全版
歌舞伎町交番に勤める警察官・岡本勇太（濱田岳）が“トー横キッズ”と呼ばれる少女たちを補導しよ うとするが、NPO法人「Not Alone」にて保護するとして、南舞（橋本愛）に制止される。
【写真11枚】ヨウコが語る生きることの大切さ『新宿野戦病院』第2話を写真で振り返り！
岡本は少女を引き連れていく南の静かに背中を見ていた。
そんななか、聖まごころ病院に住み込みで働くことになったヨウコ・ニシ・フリーマン（小池栄子）。高峰享（仲野太賀）は、港区女子とギャラ飲みをするため、ヨウコへ当直を変わってもらえないかと頼む。
享はギャラ飲みしながら、南に言われた言葉を思い出し悶々としていた。
「高峰さんにとって、この社会は平等ですか？」。
享はまわりの港区女子を見ながら “平等なわけがない” と考え、自問自答の末、答えを見つけるために「Not Alone」の活動に参加することに。
ヨウコはトー横キッズに生きることの大切さを語る
岡本は南が風貌を変えてラブホテルに入っていく姿を目撃してしまう。
一方その頃、聖まごころ病院では鎮痛剤を大量に摂取したトー横キッズの少女・マユ（伊東蒼）が運ばれてきた。命に別状がないことが分かり安心していると、次は鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまった10歳の男の子が搬送され、緊急対応することに。
まごころがバタバタしている時、享は「Not Alone」のボランティア活動に参加後、南に対しての好意を岡本に熱く語る。
しかし岡本は南が隠れてSM風俗店に勤務していることを知っており、真実を知らない享にはその事実を話さず、隠すことに決め、享の話をただ聞いていたのだった。
病院に泊まっていたマユは深夜にヨウコと出会う。ヨウコはペヤングを食べながら、マユに生きることの大切さを必死に伝えた。
家に帰りたくないマユだったが、翌日、迎えに来た母・カヨ（臼田あさ美）と一緒に帰っていく。
万引き集団の仲間にマユの姿が…？
「歌舞伎町顔面偏差値テスト」の結果が雑誌で発表される。
泌尿器科・性病科の田島琢己（馬場 徹）が7位で選出されており、経理担当の白木愛（高畑淳子）は大興奮。その影響で、平日の昼は女性の患者が急激に増加していた。
その中の1人で、田島に会うために診断に訪れた風俗嬢のリリカ（寺本莉緒）。彼女が行きつけにしているホストクラブ「イケメン牧場」の推しホスト、ダイスケ・ダルメシアン三世（細貝圭）、略してD.Dは顔面偏差値テストで8位だった。
その夜、7位の田島は8位のD.Dにからまれてしまう。喧嘩勃発かと思ったがD.Dは、美容整形をしたいと田島に相談をし、享がその言葉を聞きつけ、D.Dの依頼を100万で引き受けることに。
後日、ヨウコは万引き集団の中にマユの姿を見かけるが、見逃してしまう。
すかさずスマホを手に取るが、充電が切れていることに気づき、仕方なく近くのホストクラブ「イケメン牧場」で充電しつつ、南へ電話をかけた。
すると3日前にマユが家出をしていたことが分かる。南の推理により、マユはカヨの新しい交際相手であるシンゴ（趙珉和）から性的虐待を受けている可能性を知るヨウコ。
そんななか、状況を把握しないまま流れに乗せられてD.Dに100万円のシャンパンを入れることを了承してしまうのだった。
聖まごころ病院では、岡本が、内科・小児科の横山勝久（岡部たかし）と田島に、南がSM風俗店で働いていることを暴露する。しかし享は未だ知らないままで…。
そして看護師長の堀井しのぶ（塚地武雅）は、自分のペヤングを食べた犯人を血眼で捜していた。
ビルから飛び降りようとするリリカだが…
「イケメン牧場」では、ヨウコがシャンパンを入れて楽しんでいるなか、リリカがその姿を見てD.Dにビンタ。予約していたシャンパンタワーを他の女としていたことに怒りを露にし、自殺の名所で知られる千吉ビルの屋上から自殺を図ろうとする。
D.Dはそれを止めようとしていた。
マユを探していた南もたまたまそのビルの屋上へ行き、その現場に居合わせる。
さらに、あとから駆けつけたヨウコは、ビルから飛び降りようとするリリカに対して、ここから落ちても死ねないことを力説。リリカは本当に死ねないのかを確認すると、ヨウコは力強く言った。
「死なん！なぜなら、ここに私がいるからじゃ」。
それを聞いて、リリカは自殺をやめるが、足が滑ってD.Dが転落。急いで聖まごころ病院に運び、早急 に処置を開始。そこへマユもまたオーバードーズにより、搬送されてくる。
D.Dは、ヨウコの素早い処置のおかげで、その後別の病院に搬送され一命を取り留めた。マユも無事助かり、もしこれから何度もマユが死のうとしても絶対助けることをヨウコは宣言する。
その後、マユは聖まごころ病院に保護され、「Not Alone」のボランティア活動に参加することに。
一件落着かと思いきや、ヨウコが入れたシャンパンタワーの請求書が聖まごころ病院に届くのだった…。
