職場で暴力沙汰!上司に反論したら「加減なしで顔面ばかり30発ほど殴られた」→ 応戦した結果

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職場で暴力沙汰になるようなトラブルがあったら、警察に相談するなり被害届を出すなりするものだろう。しかし、会社側の圧力により揉み消されてしまったエピソードが寄せられた。

福島県に住む40代の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収200万円)は、「土建業の現場での出来事」として、あるとき現場監督に落ち度を責められ

「反論すると殴りかかってきて応戦。加減などなしで30発ほど殴られる」

と壮絶なエピソードを振り返った。(文:林加奈)

「 身を守るため自分も相手を20発ほど殴り返す」

そもそも、落ち度は現場監督にあったようだ。殴り合いになる前、現場監督はショベルカーで「現場に出入りするダンプ用に敷いた鉄板の撤去作業」を行なっていた。ところが、その作業中、現場監督が「誤って側溝を壊した」という。

現場監督は片付けを男性に押し付けて現場から離れ、しばらくしてから戻ってきたが、片付いていないのを見て激怒した。男性が「説明もないのに片付けようがない」と具体的な指示が無かったことを挙げ反論すると、前述の通り殴りかかってきたため応戦したという。

「加減などなしで30発ほど殴られる。 身を守るため自分も相手を20発ほど殴り返す。 こちらは顔以外を殴ったが、相手は顔面ばかり集中して殴ってきた」

まさかの乱闘騒ぎになってしまった。その結果、「会社は『両成敗』などと言って有耶無耶にされた」という。挙句に「警察には届けない」といった誓約書を書かされたそうだ。

先に手を出したのは現場監督のほうにもかかわらず、無かった事のように処理されたのだから、到底納得できるものではない。ただ、男性もやり返してしまっているためか、この一件があってから仕事を干された。そのため退職を決意したという。

「結局2年重機オペレーターとして働くが、ほとんど重機にはのせてもらえなかった。給料も手取り20万円に届かず」

と、苦い経験をつづっていた。

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