こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。ご飯をよそうときの必須アイテム、しゃもじ。ですが、実はご飯以外にもいろいろ使い道があるんです!今回は「キッチンで使える便利なしゃもじ活用法4つ」を集めてみました。
しゃもじの活用①常備菜の汁気切りに
常備菜を食べる分だけ取り分けていると、最終的に汁気が多くなってしまうことがあります。
そんなときは、しゃもじで具材を押さえながら汁気を切ると便利。
面が広いので具材がこぼれにくく、汁気だけを上手に落とすことができます。
熱い煮物の汁気を切りたいときにも使えますよ。
しゃもじの活用②マッシャーの代わりに
コロッケやポテトサラダを作るときに使うマッシャー。
あると便利なアイテムですが、収納時にかさばってしまうのが悩みどころです。
そこで我が家では、マッシャーの代わりにしゃもじを使用。
ホクホク熱いじゃがいもを、ボウルの側面に押しあてて潰しています。
他の具材や調味料を加えたら、そのまましゃもじで混ぜ込めるところもポイント。余計な洗い物を減らすことができますよ。
しゃもじの活用③ハンバーグのタネ作りに
ハンバーグのタネを混ぜていると、冷たいひき肉で手が痛くなってしまうことがあります。
これが地味にツライ!食べ盛りの子どもがいると肉の量も多くなり、なかなか大変です。
そんなときにも、しゃもじが活躍。ひき肉がどんなに冷たくても、しゃもじで混ぜればへっちゃらです。
ちなみに、おいしいハンバーグを作るときは「タネの冷たさをキープする」のがコツ。こね上がりの温度が高いと肉汁が流れ出て、パサつきの原因になってしまうのだとか。
しゃもじを使えば手の温度が伝わらず、一石二鳥ですね。
※生肉を混ぜたしゃもじは、ボウルとともにキッチンハイターで消毒しましょう。
しゃもじの活用④アツアツ料理のカットに
鶏肉の照り焼きやとんかつは、アツアツの状態でお皿に盛り付けたいですよね。
でも、カットするときに左手が熱くてヤケドしてしまいそう…。
ここでもしゃもじがお役立ち。
左手の代わりにしゃもじを添えれば、アツアツお肉をしっかりホールドしてくれますよ。
肉をお皿に載せるときは、しゃもじですくって包丁で軽く押さえましょう。お肉がバラバラにならず、キレイに盛り付けられますよ。
以上、しゃもじの「じゃない使い道」4つをお伝えしました。
しゃもじを使えば、熱さや冷たさを気にせずに料理することができます。また、素手で食品に触れるよりも衛生的です。
ご飯をよそうだけじゃもったいない!しゃもじを便利に使いまわしましょう♪
撮影・文/米田モック