中国、イスラエル自動車市場最大の供給国に 1~6月は3万台超販売

中国、イスラエル自動車市場最大の供給国に 1~6月は3万台超販売

テルアビブのBYD販売店で展示されている「ATTO3」。(2023年7月17日撮影、テルアビブ=新華社記者/陳君清)

 【新華社エルサレム7月11日】イスラエル自動車輸入業者協会(IVIA)がこのほど発表したデータによると、中国は上半期(1~6月)、イスラエル最大の自動車供給国となった。中国ブランド車は引き続き、イスラエル自動車市場をリードしている。

 1~6月のガソリン車と電気自動車(EV)の販売台数を国別にみると、中国が3万4601台で最も多く、韓国(2万7187台)、日本(2万3185台)が続いた。

 1~6月のEV市場に占める中国車の割合は68.3%に上り、販売台数は2万6803台だった。中国EV大手の比亜迪(BYD)は同国で最も販売台数の多いEVブランドで、展開する6車種の販売は合計1万178台となった。主力のクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「ATTO3」は7265台販売され、最も人気の車種となった。

 イスラエル市場では23年、中国製EVの販売台数が2万9402台となり、22年の2倍以上に増え、EV市場の約61.0%を占めた。

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