ヘルナンデスとガルシアがHRダービー出場 全8選手が出揃う

日本時間7月11日、テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)とアドリス・ガルシア(レンジャーズ)がホームラン・ダービーに出場することが発表された。ヘルナンデスはこれがホームラン・ダービー初出場で、ガルシアは前年に続き2度目の出場。日本時間7月16日にレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われる今年のホームラン・ダービーはこれで全8選手が出揃った。

現在31歳のガルシアは、今季5月以降不振に苦しんでおり打率.215、OPS.696と低迷しているものの、チームトップタイの17本塁打とパワーは健在。前年のホームラン・ダービーでは友人であるランディ・アロザレーナ(レイズ)の前に1回戦で敗れたが、本拠地での開催となる今季はリベンジを狙う。なお、レンジャーズの選手がホームラン・ダービーに参加するのはこれで4年連続となる。

同じく現在31歳のヘルナンデスは、ドジャースに加入した今季、大谷翔平に次ぐチーム2位の19本塁打を放つなど打率.258、OPS.798の活躍でオールスター・ゲームにも選出。以前から「オールスター・ゲームに選出されたらホームラン・ダービーにも参加してみたい」と興味を示していたが、この日改めて参加の意思を表明する形となった。ドジャースの選手がホームラン・ダービーに参加するのは、前年のムーキー・ベッツに続きこれで2年連続となっている。

なお、今季のホームラン・ダービーは大会形式に変更があり、前年までのトーナメント形式は準決勝からとなる。1回戦は全選手が3分または40球の制限時間と、本塁打以外を全てアウトとカウントして3アウトまでスイングができる「ボーナスアウト」をプレイし、ホームランの多かった上位4選手(同数の場合は最長飛距離がより長い選手が上位)が準決勝に進出。準決勝は同じルールで1回戦の1位と4位、2位と3位が戦い、決勝戦は制限時間2分、球数27球のルールと同様の「ボーナスアウト」で行われる。

ホームラン・ダービーの出場選手は以下の通り。

ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
マーセル・オズナ(ブレーブス)
ピート・アロンソ(メッツ)
アレック・ボーム(フィリーズ)
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)

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