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西日本から東北にかけては、きょう(木)午後も広く雨が降る見込み。西日本の太平洋側は、雷を伴い雨脚の強まる所がありそうだ。これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川がある。雨が弱まったり止んでいる所でも、引き続き土砂災害などに十分な注意が必要だ。なお、今夜以降は九州北部で再び雨が強まるため、大雨災害に注意・警戒が必要となる。
次から次に雨雲
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昨夜からけさにかけて、西日本を中心に発達した雷雲がかかり、山口県で猛烈な雨を観測するなど、短時間で雨量が急増した地域があった。西日本や東日本の太平洋側は、午後も大気の不安定な状態が続く見込み。急な雨の強まり、落雷や突風に注意が必要だ。中国地方など雨が止んでいる地域でも、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高くなっている所がある。引き続き、急な斜面や増水した河川からは距離を置くようにしたい。
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なお、九州北部と山口県は、今夜遅くからあす(金)明け方にかけて、再び発達した雨雲が流れ込む見通し。日付が変わってからあす(金)昼ごろにかけては、九州南部や四国でも局地的に激しい雷雨となりそうだ。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがある。引き続き雨の降り方や、周囲の状況に対して注意・警戒が必要だ。また、あす(金)は関東も、南部を中心に本降りの雨となる見込み。
連休中も不安定
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13日(土)も、関東から西の太平洋側は雨が降る見込み。14日(日)午前中は雨の範囲は狭くなるが、大気の状態が不安定となるため、午後は急な天気変化、落雷や突風に注意が必要だ。15日(月・海の日)も天気傾向は大きく変わらず、晴れ間があっても午後はにわか雨や雷雨の所がある見通し。道路の冠水や、急な川の増水などに注意が必要となる。なお、連休中も蒸し暑い地域が多いので、体調管理に注意が必要だ。(気象予報士・高橋和也)