ワトキンズ、劇的ゴールでイングランド代表の決勝進出に貢献! 同選手が“POTM”に輝く「この瞬間を待ち望んでいた」

写真:途中出場のワトキンズが後半ATに決勝ゴールを決めた ©Getty Images

イングランド代表FWオリー・ワトキンズが、後半アディショナルタイムに決勝点となるゴールを決めてチームを決勝戦に導いた。プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に輝いた同選手は、UEFA公式サイト『UEFA.com』を通じて喜びを語った。

イングランド代表は現地時間7月10日、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)準決勝でオランダ代表に勝利した。イングランド代表は7分、シャビ・シモンズのゴールで早くも先制点を許すが、18分にハリー・ケインがPKを決めて同点に追いついた。

その後、試合は両者ともに拮抗した状況が続いた。ギャレス・サウスゲート監督は80分にコール・パーマー、81分にワトキンズを投入すると、この2人が大きな仕事を果たす。90+1分、パーマーが右サイドからボックス内にパスを出すと、ワトキンズが右足でゴールファーサイドにシュートを突き刺して決勝点となるゴールを決めた。

試合後、POTMに選ばれたワトキンズは、喜びを露わにしてこう語った。

「信じられない気分だよ。この瞬間を何週間も待ち望んでいた。この試合で活躍できたのは、いままで多くのハードワークをこなしてきたからこそだ。やってきたチャンスを両手でつかみ取ったんだ」

また、自身のゴールをアシストしたパーマーとともに途中出場した際に、やり取りを交わしていたという。

「パーマーに『ピッチに入ったら僕のプレーを手助けしてくれ』と言ったんだ。彼がボールを持ったとき、僕を狙っているとすぐわかった。シュートがゴールの隅に入った瞬間、喜びが爆発したよ」

ワトキンズは、イングランド代表を2大会連続となる決勝進出へと導いた。スペイン代表との決勝戦に向けて「優勝まであと1試合。戦う準備はできている」と心意気を示した。

イングランド代表は、EURO史上初の優勝を目指してスペイン代表との決勝戦に臨む。ユーロ2024決勝戦は日本時間7月15日に行われる。

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