被災地の子どもたちを元気に 青森ねぶた祭に石川県の小中学生を招待

能登半島地震で被災した子どもたちを元気付けようと、石川県志賀町の小・中学生が青森ねぶた祭に招待されることになりました。

「青森市PTA連合会」は、地震を起こすとされる大ナマズを退治する龍神を題材にしたねぶたを制作しています。

運行団体は、1月の能登半島地震で被災した子どもたちを青森ねぶた祭りに招待することを決めました。これに合わせて青森市内のドラッグストアやスーパーが募金箱を設置し、寄付を呼び掛けています。集まった募金は祭りを訪れる子どもたちの交通費や宿泊費などに充てられるということです。

【青森市PTA連合会 棟方丈博会長】
「被災地の方々は仮設住宅で過ごされている方もいると思いますが、その子どもたちに少しでも楽しい夏休みを楽しんでいただければということで、青森ねぶたを楽しんでいただければと思います」

青森市PTA連合会は、8月4日から6日まで石川県志賀町の小・中学生や保護者など40人を招待する予定で、期間中はハネトの体験や三内丸山遺跡を見学することにしています。

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