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上越市大貫4のエニタイムフィットネス上越高田店と同市寺町3の上越高野球部は10日、スポーツ団体契約を結んだ。部員たちが通常の半額の会費で設備を利用できる仕組みで、悲願の甲子園への道のりをサポートする。
スポーツ団体契約は部員全員が加入することで、通常より割安の料金で契約する仕組みで、高校と同契約をするのは同チェーンとして日本初。地元高校生を支援することによる地域貢献と、同店の知名度向上を図る目的で実現した。
同店は24時間営業のフィットネス施設で、13種の機械や11種の器具を使ってトレーニングが可能。部員たちは個人トレーニングや部活動のメニューとして同店を利用し、体づくりをする。また、スタッフが店内にいない時間帯は、同部の監督らが立ち会うなどのルールを盛り込み、安全対策をしている。
同日に店内で調印式が行われ、運営するHAPPY CUBE(新潟市東区)の内山祐一社長と同校の風間和夫校長が契約書に調印した。内山社長は「野球部の皆さんに利用していただき、ぜひ甲子園を目指してもらいたい」と話した。
野球部員を代表し、橋本昊樹主将(3年)が調印式に参加、トレーニングを体験した。橋本主将は「学校の器具より重さや種類が多く、フィジカルアップ、体力アップに生かしたい。トレーナーが付いてくれるのも安心感がある。素晴らしい設備を使えることを感謝し、結果で恩返ししたい」と話した。
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