中学校で下校時の地震を想定した避難訓練 全校生徒約700人が最寄りの避難所へ 香川・三木町

香川県三木町の中学校で、下校時に地震が発生した想定の避難訓練が行われました。

三木中学校が初めて行った下校時の避難訓練は、10日午後3時10分に防災行政無線で始まりました。

(防災行政無線)
「ただ今から三木中学校の防災訓練を開始します。地震が発生しました。下校中の生徒は安全に気を付けて最寄りの避難所へ避難してください」

訓練には全校生徒約700人が参加し、10カ所の避難所のうち自分たちのいる場所から最も近い所へ避難しました。

三木中学校ではこれまでも生徒が土砂崩れの危険や、ため池が決壊したときに浸水の恐れがある場所を調べて防災マップを作るなどしてきました。

今回も生徒たちが避難のときに気付いたことなどを集約し、今後の防災学習に役立てるということです。

(参加した中学3年生は―)
「今一度、訓練をやり直したり防災グッズをチェックしたり、自分にできることをやっていきたい」
「自分でしっかりと考えて避難経路を考えることが大事だと思いました」

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