「特定利用港湾」指定の高松港 2024年末まで自衛隊の特別な訓練の予定なし 国が利用計画を示す 香川

防衛省、自衛隊、香川県土木部の担当者らが出席した特定利用港湾「高松港」についての意見交換会が9日に開かれました。

会では、高松港の2024年の年末までの利用計画が自衛隊と海上保安庁から初めて示されました。

県が主催して毎年秋に実施する「テロ対策訓練」以外の予定はなく、自衛隊による特別な訓練は今のところないとしています。

「特定利用空港・港湾」は有事に備えて、自衛隊や海上保安庁が平時から訓練などに円滑に利用できるようにするもので、香川県は2023年10月以降に国から説明を受け、2024年3月に受け入れを表明しました。

7月には自衛隊と海上保安庁による護衛艦や巡視艇の一般公開が3件予定されています。今後、新たな利用予定が生じた場合は、国から県に連絡があるということです。

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