暑さはこれからがピーク 関東以西は7月下旬に夏空広がる予想 気象庁1か月予報

 気象庁は11日(木)、向こう1か月(7/13~8/12)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに期間の前半は全国的にかなり高く、暑さがかなり厳しくなりそうだ。なお、東日本の太平洋側と西日本は、期間のはじめは曇りや雨の日が多いが、7月下旬には平年と同様に晴れる日が多くなる見通し。

1週目(7/13~7/19)

 全国的に高温で、かなり高くなる所もある見込み。東・西日本は、前線や低気圧の影響を受けやすいため、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。

2週目(7/20~7/26)

 全国的に気温がかなり高く、暑さが厳しい見込み。北日本と東日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうだ。一方、東日本の太平洋側と西日本は、平年と同様に晴れの日が多い見通し。

3~4週目(7/27~8/9)

 全国的に気温が高い見込み。東・西日本は、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べ晴れの日が少ない見通し。

高温に関する早期天候情報

 全国的に7月18日(木)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見込み。東・西日本を中心に気温が急上昇して猛暑日となる日もあり、熱中症の危険性が特に高まるおそれがある。屋外での活動等は、熱中症対策を行い健康管理に注意が必要となる。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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