3連休 西~東日本は「梅雨末期の大雨」に 来週は続々と「梅雨明け」か

きょうは、梅雨前線が本州をゆっくりと南下しています。

前線が南下するときは、前線に向かう湿った空気が強まり、前線の活動が活発になります。

このため、きょう未明には、山口県下関市で1時間に82.5mmの猛烈な雨を観測しました。
下関市では、午前1時台に「記録的短時間大雨情報」が2度、発表されました。

今夜~あす12日(金)にかけては、梅雨前線が本州南岸に停滞し、西~東日本では雨が続くでしょう。
特に西日本では、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

夜の暗い時間に九州などでは雨のピークを迎える所があります。
今夜も崖から離れた側の2階以上の部屋でお休みするようにしてください。

あすの昼前は関東や東海でも雷を伴って、雨脚が強まる恐れがあります。

これまでの雨で地盤が緩んでいる所があります。
あすにかけてさらに大雨となる所もありますので、
今後も最新の気象情報を確認し、土砂災害などに警戒をしてください。

最新の10日間予報(サニースポット発表)

あさって13日(土)からは3連休という方もいらっしゃると思いますが、
3連休中も梅雨前線は本州付近に停滞しやすく、梅雨空が続く見込みです。

連休中は、西~東日本で雨が降ったりやんだりで、
あちらこちらで激しい雨や雷雨となる可能性があります。

連休中の雨が「梅雨末期の大雨」となる恐れがあります。

西日本では警報級の大雨が続く可能性がありますので、
雨の降り方には十分注意・警戒が必要です。

しかし、17日(水)ごろからは太平洋高気圧が強まり、
梅雨前線は次第に消滅する見込みです。

雲が多めながらも晴れ間が出て、
来週半ばには「梅雨明け」が発表される所も多くなりそうです。

来週半ばからは再び猛暑日や熱帯夜が復活し、
その後は、身体に堪える暑さが長く続く予想です。

熱中症のリスクが高まりますので、今から暑さに負けない体づくりを心掛けましょう。

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