鎌田大地「パレスの新しい歴史を作りたい」 クリスタルパレスでの野心と同クラブ移籍を選んだ理由を明かす

写真:鎌田は「クラブの新しい歴史を作りたい」と意気込んだ ©Getty Images

クリスタルパレスに加入した日本代表MF鎌田大地が、新天地での野心と同クラブへの移籍を選んだ理由を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

現在27歳の鎌田大地が、新シーズンからプレミアリーグでプレーする。鎌田は2023年8月、フランクフルトからラツィオに移籍した。ラツィオでは当初、出場機会に恵まれなかったが、シーズン終盤に定位置の座をつかんだ。鎌田は残留すると思われていたが、契約延長の交渉が決裂して今年7月にクリスタルパレスに加入した。

鎌田はクリスタルパレス移籍を決断した理由を明かし、同クラブで「新しい歴史を作りたい」と野心を語った。

「理由の1つはオリヴァー・グラスナー監督の存在です。ラツィオであまりプレーできなかった時期も、いつも連絡してくれたりメッセージを送ってくれた。僕を信頼していることが伝わってきた」

「昨シーズン、グラスナー監督が就任してからはいい成績を残していたし、監督から『パレスで新しい歴史を作ろう』と言われた。そのプロジェクトが自分に合っていると思ったし、僕もパレスの新しい歴史を作りたいと思った」

そして鎌田は、選手としての自身の長所について「監督が求めるプレーをピッチで実行できること」と述べた。

「僕の長所は、監督が求めるプレーをピッチで実行できること。チームプレーができるのも、僕を含めて日本人選手の強みだと思う。他のMFよりもゴールを決めたり、アシストしたりもできる。そういう面でもチームに貢献できればと思う」

また、プレミアリーグで欧州の大会への出場権を獲得し、FAカップやカラバオカップ制覇といったタイトルへの思いを語った。

「プレミアリーグでは、欧州の大会に出場することがチームとして大きな目標の1つだと思うので、そのために力になりたい。僕がフランクフルトにいたころは、カップ戦で勝ち上がる傾向があった。クリスタルパレスもカップ戦はタイトル獲得のいいチャンスだし、ビッグタイトル獲得を目指してプレーしたい」

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