J1連覇を狙うヴィッセル神戸に痛手。元日本代表の酒井高徳が右第4趾基節骨骨折で戦線離脱

2024年7月11日、ヴィッセル神戸が怪我人の状況について発表。6月30日のJ1リーグ第21節・鹿島アントラーズ戦で43分に交代したDFの酒井高徳が神戸市内の病院で検査をした結果、右第4趾基節骨骨折と診断された。

気になる全治は8~10週間程度の見込みとのことだ。日本代表の実績もある酒井は今季ここまでJ1リーグの21試合に出場。主に4-3-3システムの右サイドバックを担い、アグレッシブに上下動を繰り返して1対1の守備では抜群の強さを見せていただけに、このタイミングでの離脱はチームにとって痛手だ。

常日頃から負傷の恐怖と戦う酒井だが、怪我について「恐怖はないです」と語っていた時がある。今回も不屈の精神でリハビリをこなし、ピッチに戻ってくるはずだ。

ちなみに、神戸は今季J1リーグの22試合を消化して4位(首位のFC町田ゼルビアと勝点6差)。7月13日に北海道コンサドーレ札幌、続く20日に名古屋グランパスと戦う。酒井不在の穴をどうにか補い、勝利を掴みたい。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

© 日本スポーツ企画出版社