広島県が初の「新型コロナ医療ひっ迫注意報」発令

広島県は11日、県内全域に「新型コロナ医療ひっ迫注意報」を発令したと発表しました。

県によりますと、発令は1日から7日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数が、呉市保健所管内で1医療機関当たり8.06人と、県が独自に設定した基準値を上回ったためで、今後さらに感染拡大が継続し、医療への負担が増大する可能性があるとしています。

「新型コロナ医療ひっ迫注意報」は、県内のいずれかの保健所管内で、新型コロナの感染者数が、定点当たり8人以上となった場合に発令されます。定点当たり13人以上となった場合は、「新型コロナ医療ひっ迫警報」が発令されます。

「新型コロナ医療ひっ迫注意報・警報」は、県が独自で設けたもので9日に公表され、発令は今回が初めてです。

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