警察は、県内で空き家を狙って侵入・窃盗を繰り返していた疑いで逮捕されていたベトナム国籍の男2人の捜査が終結し、合計120件、総額500万円余りの被害が判明したと明らかにしました。
ベトナム国籍で住居不定の33歳と36歳の男2人は、1月に新潟市東区の空き家に侵入し、貨幣セットやオーディオセットなどを盗んだ疑いで逮捕されていました。下越地方を中心に、空き家を狙った同様の被害が多発していたころから、警察は2人に余罪があると見て捜査を進め、このほど捜査が終結したと発表しました。
その結果、2023年9月から11月にかけて、2人で84件の犯行に及び被害総額は約404万円に上ることがわかりました。また、36歳の男は以前にも別の何者か2人と犯行を繰り返していたことが判明。2023年5月から8月にかけて被害は37件、被害総額約100万円に上っています。
2人は技能実習生として来日し、その滞在期間が過ぎた後も不法滞在していて、共通の知人を介して知り合ったということです。転売目的だったとして犯行を認めていて、警察はそのルートも調べています。