杭州と静岡を結ぶ国際旅客便の運航が再開

杭州と静岡を結ぶ国際旅客便の運航が再開

 10日、杭州蕭山国際空港で搭乗の順番を待つ旅客。(杭州=新華社配信/蔡偉傑)

 【新華社杭州7月11日】中国の杭州蕭山国際空港と日本の富士山静岡空港を結ぶ国際旅客便の運航が10日、再開した。静岡は東京、大阪に次ぐ杭州空港の3番目の日本路線となり、杭州空港を発着する日本路線の便数は週33便に増加した。

 北京首都航空が水曜と土曜の週2便運航する。往路のJD369は杭州を午後3時20分に出発し、静岡に午後7時(現地時間)に到着する。復路のJD370は静岡を同日午後8時に出発し、杭州に午後10時20分に到着する。

 今年は浙江省と静岡県の友好提携42周年に当たることから、杭州空港ターミナル4の出発ロビーでは、静岡線の再開に合わせて1週間「浙江省・日本静岡県友好交流特別展」も開催される。

 浙江省と静岡県は官民や企業間の交流が盛んで、頻繁に行き来があり、友好の確かな基盤を築いている。杭州-静岡線の再開は両地域のより活発な交流を後押しし、ビジネスや観光など多様なニーズに応えることになる。(記者/魏一駿)

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