マシン・ガン・ケリー『Hotel Diablo』の5周年記念盤発売

マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)が、2019年のアルバム『Hotel Diablo』の5周年を記念したデラックス・エディション『Hotel Diablo: Floor 13 Edition』をリリースした。

このデラックス・アルバムには、「El Pistolero」、2022年8月13日にクリーブランドで録音された「Floor 13」のライヴ・ヴァージョン、フェムをフィーチャーした「5:3666」のデモ・ヴァージョン、そしてヤング・サグ、RJMrLA、リル・デュークと共演した「Bullets With Names」、さらにヤングブラッドをゲストに迎えた「I Think I’m Okay」とナオミ・ワイルドとの「Glass House」の“Sad Versions”という6つの新曲と再構築ヴァージョンが収録されている。

『Hotel Diablo: Floor 13 Edition』のリリースにあわせて、「I Think I’m Okay (Sad Version)」のミュージック・ビデオも公開された。マシン・ガン・ケリーの頻繁なコラボレーターであるサム・カーヒルが監督を務めるこのビデオには、『Hotel Diablo』の制作時のマシン・ガン・ケリーとヤングブラッドの舞台裏やツアー映像がフィーチャーされている。

<YouTube: mgk - I Think I’m OKAY (with YUNGBLUD) (Sad Version) [Official Music Video]>  

方向性を変えるきっかけの作品『Hotel Diablo』

シングル「Rap Devi」を収録した2018年のEP『Binge』に続く作品として、2019年にリリースされたマシン・ガン・ケリーの4作目のアルバム『Hotel Diablo』は、全米アルバム・チャート(Billboard 200)で初登場5位を記録。

2020年、マシンガン・ケリーは『Hotel Diablo』の収録曲「I Think I’m Okay」で共演したブリンク182のドラマー、トラヴィス・バーカーとのコラボ作品『Tickets to My Downfall』でポップ・パンクへとシフト。ホールジー、トリッピー・レッド、ブラックベアーらがゲスト参加したこのアルバムで、マシン・ガン・ケリーは自身初の全米チャート初登場1位を獲得。今年初めには、トリッピー・レッドとのコラボEP『Genre : Sadboy』をリリースしている。

『Hotel Diablo』のアニバーサリーを祝して、マシン・ガン・ケリーは、オハイオ州クリーブランドで自身が経営する27 Club Coffee Shopにてアルバムにちなんだスペシャル・メニューや限定記念グッズを販売する。

先日、マシンガン・ケリーは自宅のチェシャー・コテージで行った親密なパフォーマンス映像を公開している。演奏曲にはカントリー・シンガーソングライター、ザック・ブライアンの 「Sun To Me」のカヴァーやトラヴィス・バーカーと共作した「BMXXing」のライヴ・ヴァージョンなどが含まれている。

Written By Sam Armstrong

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