ねぶたの台上げ作業始まる 廃材コスメを使ったSDGsねぶた

8月の青森ねぶた祭に向けて、ねぶたの完成にあたる台上げ作業が始まりました。

制作したねぶた師の塚本利佳さんが見守る中、青森山田学園のねぶたの台上げが行われ学生や教職員など50人ほどが作業にあたりました。

題材は「宮本武蔵と巨鯨」。宮本武蔵が大きな鯨を退治する伝説の場面を描いています。

クジラなどに使われた青色。実は、廃棄される化粧品を加工し、染料を混ぜて作ったそうです。

【ねぶた師 塚本利佳さん】
「SDGsに関して、制作中も取り組んでいけたらと思って、今回も廃棄コスメの色を使わせていただいたのですけど、青がすごくきれいに出たので良かったなと思っています」

台上げは、26日までに22団体すべてで行われ、完成したねぶたは、8月2日から7日までの祭り期間中、沿道を練り歩きます。

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