大谷翔平を引き離す「9」 立ちはだかる3冠王の“壁”…ダービーから狙う逆襲

Dバックス戦で本塁打を放ったブレーブスのマルセル・オズナ【写真:Getty Images】

ブレーブスのオズナが24号2ラン…打点は大谷翔平に9差を付けた

【MLB】Dバックス 7ー5 ブレーブス(日本時間11日・フェニックス)

ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が10日(日本時間11日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で24号2ランを放った。打点は75となり、3位のドジャース・大谷翔平投手に9差とした。

オズナは2点を追う8回1死三塁で、右サイドハンドのライアン・トンプソン投手からバックスクリーン右に運んだ。打球速度111.1マイル(約179キロ)、飛距離441フィート(約134メートル)の豪快弾で、リーグ1位の打点を75とした。

大谷は同日の敵地・フィリーズ戦を終えた時点でリーグ1位の28本塁打、同2位の打率.317、同3位の66打点となっている。3冠王を成し遂げるには、現在.335で首位打者のクリスチャン・イエリッチ外野手(ブルワーズ)とオズナは最大のライバルになる。

33歳のオズナは、オールスター戦の前夜祭として行われる15日(同16日)のホームランダービーへの出場が決定。晴れの舞台のダービー出場を機に、後半戦でさらに勢いを加速させる可能性もあるだろう。

SNSには「復調してるね」「すごいなあ」などとコメントが寄せられている。大谷との争いは、目の離せない展開が続きそうだ。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2