2023年の年間全米アルバム/シングルを両制覇したモーガン・ウォーレンが新曲を配信

2023年の全米アルバム、シングルの両年間チャートを制覇したモーガン・ウォーレン(Mogan Wallen)が新曲「Lies Lies Lies」をリリースした。

昨年O2アリーナでのソールドアウト公演直後に行われたアビイ・ロード・スタジオ2でのセッションで録音されたこの曲は、3月3日に“アビイ・ロード・セッションズ”シリーズの一環としてライヴ・ヴァージョンで初披露されていた。

同曲の作詞作曲は、ジェシー・ジョー・ディロン、ジョシュ・ミラー、ダニエル・ロス、クリス・トンプキンスが手掛け、ジョーイ・モワがプロデューサーを務めている。

<YouTube: Morgan Wallen - Lies Lies Lies (Live From Abbey Road Studios / 2024)>

驚異的な記録

3月3日の初公開以来、「Lies Lies Lies」は現在敢行中の“One Night At A Time”ツアーのセットリストの一部として彼の最新ライヴでも人気を博している。同ツアーは、米ビルボードのカントリー・アルバム・チャートで1年以上(53週)首位を獲得し、5xプラチナに認定されている3作目のスタジオ・アルバム『One Thing At A Time』をサポートするものだ。

モーガン・ウォーレンは2024年ACMアワード(アカデミー・オブ・カントリーミュージック賞)において、このアルバムでの年間最優秀アルバム賞、年間最優秀エンターテイナー賞と年間最優秀アーティスト・ソングライター賞を含む、計6部門にノミネートされた。

新曲「Lies Lies Lies」は、モーガン・ウォーレンが現地時間7月4日にロンドンで開催された<BST Hyde Park>で初のヘッドライナーを飾った翌日にリリース。今年5月にリリースされたポスト・マローンとのコラボ曲「I Had Some Help」は、全米シングル・チャート( Billboard Hot 100)で通算6週目の1位を獲得し、今年最長のNo.1ヒット記録中で、米ビルボードのカントリー・エアプレイ・チャートにおいても、2007年のガース・ブルックスの名曲「More Than A Memory」以来、最速で1位に上り詰めている。

2021年には、彼の2作目のアルバム『Dangerous: The Double Album』が、カントリー・アルバムとして史上最大のストリーミング・デビュー記録を達成するなどチャートでの大躍進や驚異的なストリーミング記録は、モーガン・ウォーレンのキャリアの特徴となっている。

Written By Sam Armstrong

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