展覧会「ポケモン×工芸展」熱海・MOA美術館で、ギャラドスやリザードンなど工芸品約70点

展覧会「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」が、2024年7月6日(土)から9月9日(月)まで、静岡・熱海市のMOA美術館にて開催。2023年6月に金沢の国立工芸館で開催された巡回展となる。

ポケモン×工芸の出会い

ロールプレイングゲームやカードゲーム、アニメ、映画など、メディアミックスで国内外のファンを魅了し続けるポケットモンスター、略してポケモン。「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」は、そんなポケモンを工芸で表現した展覧会だ。日本の人間国宝とされる匠から若手まで、20名のアーティストが手掛けたポケモンの工芸作品、約70点が一堂に会する。

忠実に再現されたポケモンの姿

会場は3つの展示構成からなり、まずはじめは、ポケモンの姿を忠実に再現した作品群にフォーカス。ポケモンのフォルムはもちろん、皮膚や毛並みなどこまかなディテールにもこだわった工芸品が並ぶ。優美に身体をしならせたギャラドスや、どっしりと構えるフシギバナなど、ポケモンの仕草や表情、そして気配や出現の瞬間をも的確に捉えた作品を楽しむことができる。

ポケモンならではの世界観を工芸で

また、育成や進化、交換などポケモンの世界観に焦点をあてた工芸品もお目見え。たとえば、坪島悠貴の《可変金物ココガラ/アーマーガア》は、ことりポケモンのココガラから、カラスポケモンへ最終進化したアーマーガアへと姿を変えることができる作品となっている。

ポケモン×暮らしのなかの工芸

さらに、器や着物といった日々の暮らしに寄り添う実用的な工芸品とポケモンの出会いにも注目。迫力のあるリザードンの姿を表現した壺や、美しいルギアやホウオウの姿をあしらった香合などが展示される。

なお、「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」では、静岡会場から初公開となる新作も並ぶ予定だ。

展覧会概要

「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」
会期:2024年7月6日(土)~9月9日(月)
会場:MOA美術館
住所:静岡県熱海市桃山町26-2
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:木曜日 ※ただし8月1日(木)、8月8日(木)、8月15日(木)は開館。
料金:
・当日券 一般 1,760(1,430)円、高大生 1,100(770)円、中学生以下無料
・オンラインチケット(日時指定あり/日時指定なし) 一般・65 才以上 1,540円、高大生 880円
※高大生と65才以上の者は要身分証明。
※日時指定券の会場販売は無し。
※日時指定券の所持者を優先して案内。当日券は待つ場合あり。
※10名以上の団体は事前予約が必要。MOA美術館へ要申し込み。
※( )内は10 名以上の団体料金。
※障がい者手帳の所持者と付き添い者(2名まで)は無料。

【問い合わせ先】
TEL:0557-84-2511

©2024 Pokémon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.TM, (R),and character names are trademarks of Nintendo.

© 株式会社カーリン