「海の怖さ」知って 中学生が校内放送で水難事故防止を呼び掛け 水レジャーが増える夏休みを前に 高松市

川や海に行く機会が増える夏休みを前に高松市の中学生が校内放送で水難事故防止を呼び掛けました。

高松海上保安部が職場体験の一環で初めて行ったものです。

高松市の牟礼中学校では2年生の生徒が給食の時間に校内放送でまず、海の怖さを呼び掛けました。

(校内放送)
「海でいっぱい遊んでください。しかし海をなめないでください」

そして、海で事故などに遭遇した場合は海上保安庁の「118番」に通報することも伝えました。

高松海上保安部によりますと、香川県では過去5年間に海で人身事故に遭った人が238人報告されています。このうち10代は6人で遊泳中などにけがをしました。

(校内放送を聞いた生徒は―)
「きょうの校内放送は自分の命に関わるものなので、いつもより真剣に聞いていた」
「同級生からの呼び掛けだったのでひとごとと思えないというか、自分も気を付けないといけないと思った」

© 株式会社瀬戸内海放送