【ガーデニング】もうすぐ種まき適期《夏に種まきできる一年草》5選。秋冬に美しい花が咲く!

一年草ってどんな植物?

暑い季節でもガーデニングを楽しみたいという方は、夏に種まきができる一年草を育ててみませんか。この時期に種をまけば、秋から冬にかけてカラフルな花で庭を彩ってくれます。

暑い中での種まきでも、品種を選んで適切な管理をすれば大丈夫。今回はもうすぐ種まき適期を迎える一年草を、参考価格とともに紹介します。

記事最後には夏の種まきで気をつけるポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事で紹介する「夏に種まきできる一年草」にまつわるあれこれ

【写真1枚目/全9枚】秋からの花壇が楽しみな種まき。2枚目以降で「夏に種まきできる一年草」を楽しむヒントをぎゅっと詰めて紹介します!
  • 夏に種まきできる草花の特徴
  • 夏に種まきできる一年草おすすめ5選
  • 夏の種まきで気をつけるポイント

それではひとつひとつ見ていきましょう!

【一年草ガーデニング】夏に種まきできる草花の特徴

秋以降の花壇の主役候補「パンジー」も、夏に種まきできる一年草です

強健で育てやすい

夏に種まきできる草花は比較的性質が強く、暑さや寒さにもよく耐えます。日照や土壌条件などにもうまく適応できるので、育てる場所を選びません。

病害虫に対しても耐性が強く、初心者にとっても育てやすい品種がそろっています。

生育が早い

種からの発芽率が高く、まいてから短期間で発芽する品種が多いのもうれしいところ。ほとんど手間いらずでスクスクと生長し、やがてカワイイ花をたくさん咲かせます。

種から大きく育つ成果を体験でき、ガーデニングの楽しみがさらに広がるでしょう。

開花期間が長い

夏に種まきできる草花は、開花期間が長く花つきがよい草花が多いのも特徴。少し涼しくなってきた頃に咲きだし、秋の庭を華やかに演出します。

なかには冬も咲き続ける品種があり、花が少ない季節におおいに活躍してくれるでしょう。

【一年草ガーデニング】夏に種まきできる一年草おすすめ5選

コスモス

日本の秋の風物詩「コスモス」
  • 学名:Cosmos bipinnatus
  • 科名・属名:キク科コスモス属

広い野原に咲く花が、日本の秋の風物詩となっているコスモス。ピンクや赤、白の定番色のほか、品種改良で花色も豊富になってきました。

過湿を嫌うので、大きく育ったら乾燥気味に管理しましょう。

※参考価格:100~200円前後(種1袋)

ハボタン

お正月の飾りとしてなじみ深い「ハボタン」
  • 学名:Brassica oleracea
  • 科名・属名:アブラナ科アブラナ属

ハボタンは古くからお正月の花としてなじみ深い植物。花より葉に観賞価値があり、縮れた葉や深い切れ込みが入る葉などさまざまです。

品種改良でコンパクトサイズのオシャレな品種も登場しています。

※参考価格:200~400円前後(種1袋)

ケイトウ

色鮮やかで大きな花穂が存在感バツグンの「ケイトウ」
  • 学名:Celosia argentea
  • 科名・属名:ヒユ科ケイトウ属

色鮮やかで大きな花穂が存在感バツグンのケイトウ。ボリューミーな花から細身でナチュラルな花まで多種多様です。

発芽までは涼しい場所で、芽が出たら日なたに置きましょう。

※参考価格:200~400円前後(種1袋)

パンジー&ビオラ

花色が豊富で初心者にも育てやすい「パンジー&ビオラ」
  • 学名:Viola
  • 科名・属名:スミレ科スミレ属

花色が豊富で初心者にも育てやすいパンジー&ビオラ。花のカラーバリエーションが豊富で、花壇や寄せ植えで高い人気を誇ります。

暑さで弱らないように、秋まではできるだけ涼しい場所で育てましょう。

※参考価格:200~400円前後(種1袋)

ストック

スタイリッシュな花姿と甘い香りが魅力的な「ストック」
  • 学名:Matthiola incana
  • 科名・属名:アブラナ科アラセイトウ属

ストックはスタイリッシュな花姿と甘い香りが魅力的。ゴージャスな八重咲きとシンプルな一重咲きがあります。

移植を嫌うのでポットに直接種をまくのがおすすめです。

※参考価格:150~300円前後(種1袋)

夏の種まきで気をつけるポイント

夏の種まきで気をつけるポイント

適切な水やり

気温の高さで水が蒸発しやすいため、種が発芽するまでは土が適度に湿った状態を保つようにこころがけましょう。種が流れ出ないように霧吹きで優しくスプレーするのがおすすめ。

発芽後は土の湿り具合を見ながら、朝や夕方の涼しい時間帯に水やりしましょう。

日差しや暑さ対策

種まきした直後は、強い光が当たらないように日陰で管理します。発芽後は徐々に明るい場所に移動しますが、夏の直射日光はできるだけ避けましょう。

こまめな間引き

種が発芽して苗が成長し始めたら、元気でしっかりした苗を残して、ほかは間引きましょう。十分なスペースを空けることで、風通しがよくなり蒸れを防ぎます。

気象情報をチェック

近年では気象の変化で急に大雨になったり、突風が吹いたりすることもあり、せっかく発芽した苗が傷んでしまうことも。天気が怪しくなってきたら、早めに育苗床を安全な場所に避難させましょう。

夏の種まきで秋から冬の花壇を色とりどりに

一年草は苗から育てるのが近道ですが、種をまいて大きく育てるのも醍醐味のひとつ。一袋の種からたくさんの苗を作れるので、経済的にもメリットがあります。

夏の種まきは暑さと水切れに気をつけて、秋から冬にかけて咲く花を育ててみませんか。

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