「夏の県民交通安全運動」スタート 指導取り締まりや啓発活動 群馬・高崎市

11日から夏の県民交通安全運動がスタートし、群馬県内各地で指導取り締まりや啓発活動が行われています。

夏の県民交通安全運動は「子どもと高齢者の交通事故防止」などを重点に、11日から今月20日まで実施されます。

高崎警察署は、市役所前の城址公園で開始式を行い、警察官と交通安全協会の会員、市の関係者など約50人が参加しました。

小菅博司署長は「交通事故はいつ被害者や加害者になるか分からない。思いやり運転を啓発していきたい」と挨拶しました。

富岡市長は、「子どもの安全を守るため、様々な工夫をして警察と対策を進めたい」と話しました。

このあと参加者は、市役所前の交差点で交通安全を呼びかけるのぼり旗とパネルを掲げて啓発活動を行いました。

高崎署管内では10日までに交通事故が5124件発生していて、去年の同じ時期と比べ276件増加しています。参加者は「安全運転をお願いします」と声を掛けながら、ドライバーに啓発グッズの反射材とチラシを手渡していました。

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