ひょう・突風被害に見舞い金を支給 群馬・伊勢崎市

今月5日、群馬県伊勢崎市内で発生した突風や降ひょうで農業被害が70件あり、市は見舞金を支給すると発表しました。

伊勢崎市によりますと、今月5日に発生した突風や降ひょうで、赤堀地区やあずま地区で住宅の窓ガラスが割れたほか、ビニールハウスが破損するなど農業被害が70件確認されました。

赤堀地区でトマトを生産する新井行佳さんも、ひょうの被害を受けました。5つのビニールハウスでトマトを育てていますが、ひょうによりハウスの約9割に穴が空いたということです。

去年12月から続く出荷作業は当初今月末までを見込んでいました。しかし、この被害により今月分は約8割が出荷できなくなりました。

市はこうした状況を受け、被害者に見舞金を支払うことを決めました。住宅被害には2万円、農業被害には5万円を支給します。申請は今月16日から8月30日までで、市役所の窓口などで受け付けます。

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