近年多発しているひょう害を受け、保険会社が事前に警報を通知するサービスを始めました。
このサービスは、ひょうによる被害を減らそうと、三井住友海上火災保険が自動車保険と火災保険の契約者を対象に先月２６日から始めたものです。
サービスは、積乱雲の解析データから地域ごとに危険性を予測し、ひょうが降る約２０分ほど前に契約者宛てに「注意」「警戒」をショートメッセージサービスに通知します。
契約者はショートメッセージに貼られたリンクにアクセスすると、ひょうが降る地域を示した地図が表示されるという仕組みです。また、被害を軽減させる対策として車にカバーをかけたり、雨戸を閉めるなどのアドバイスも表示されるということです。
今月５日に県内各地で確認された降ひょうでは、伊勢崎市や前橋市、桐生市の契約者約３万人にアラートが配信されたということです。
