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警察官などが目撃情報をもとに似顔絵を作成する「捜査用似顔絵」の講習会が開かれました。
犯人検挙を目的に警察官や目撃者が描く「捜査用似顔絵」。7月11日、愛知県警察本部で開かれた講習会には、刑事課や地域課などの警察官21人が参加し講師から、捜査用似顔絵の描き方について説明を受けました。
警察官の顔写真とそれを模写した絵です。かなり似ています。しかし、絵に描かれた目の形はそのままに、位置だけをずらすと…全くの別人のようになってしまいました。
講習会に参加した警察官らは「正しい位置」に「正しい大きさ」で描く「模写の重要性」のほか、似顔絵を書く上で必要な「目撃者との接し方」などについて学びました。
参加した警察官:
「絵を描く能力だけでなく、被害者から聴取する能力も大事だということが分かりました。1枚でも多くの捜査用似顔絵を作成し、犯人検挙に役立てたい」
愛知県警鑑識課 益満武警部:
「捜査用似顔絵を描く時に頼りになるのは、目撃者の頭の中にある記憶だけです。描き方という技術的な部分は勿論ですが、上手な聴き取り方法や面接方法の指導にも力を入れていきたい」
愛知県警では、2023年177件の捜査用似顔絵が作成され、このうち38件が犯人検挙につながっているということです。