僕が見たかった青空、初舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>開幕!「今の私たちにしか出せないものをお見せできたら」

舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>公開ゲネプロ(2024年7月11日/©舞台「夏霞」製作委員会2024)

僕が見たかった青空の初の舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>が、本日7月11日(木)に開幕。公演に先駆けて囲み会見&公開ゲネプロが行なわれました。

7月11日(木)〜7月21日(日)にシアター1010にて全15公演上演される同作は、夏休み前の高校が舞台。部員が6人しかいない合唱部の部⻑と部員たちは、コンクール出場のために画策していた。だがそんなある日、部員の1人が交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。そして、1年後引退を目前に控えた合唱部部員たちの前に現れたのは!? 忘れられない夏の出来事を、初々しく溌剌と、そして切なく描く同作は、 まさに今の僕が見たかった⻘空を体現したような物語である。

23人全員でのフォトセッション後、囲み取材には安納蒼衣、早﨑すずき、八木仁愛が登壇。囲み取材に応じ、初日を迎えた感想や、意気込みを語った。

初めての舞台稽古で苦労したことに、八木は“セリフを覚えることということが初めてなので、そこがかなり苦労しました。またセリフに緩急をつけたり、感情を伝えるお芝居をすることが難しかったです”と話し、早﨑は“セリフの掛け合いで間をウマく取るのが難しくて、緊張してしまうと早口になってしまうので、ゆっくり話すことを意識するようにしました”と話した。

また結成1年を迎え、23人全員で初舞台に挑む心境は?という質問に対し、八木は“(稽古初日から)本番当日まですごく短く感じていて、全部初めてなので、とても緊張していますが、演出家さんに「みんならしく楽しくやってほしい」と言ってもらえて、私たちも楽しんで舞台に挑みたいし、お越しいただいたみなさんにも楽しんでもらって、何か届けられるような舞台にしたいです”と意気込みを口にした。

また早﨑は、“通し稽古を何回も行なったのですが、毎回違うところでわからなくなったり、つまずいたりしてしまうところがあるので、本番も何があるかわからないと思うとすごく不安で緊張もしていますが、メンバー全員で挑戦する初めての舞台を通して、観に来てくださるみなさんに印象に残るようなものにしたいです”と心境を明かした。

舞台稽古を終えて変わったことはありますか?という質問に対し、早﨑は“私自身、お芝居は絶対できないと思っていたので、今まで避けていたのですが、みんなと稽古をしているうちにお芝居って楽しいなと思えるようになりました。今回の舞台を通してすごいいい経験になっていると思っています”と話し、安納も“最初はお芝居っていう言葉を聞いた時は、すごく怖かったのですが、稽古を重ねるにつれて、セリフの間とか立ち位置の違いとかで、どんどん雰囲気というか印象が変わっていくので、それが毎回面白いなと思っています。これからの15公演がどんなふうに変わっていくのかが楽しみです”と述べた。

初舞台の稽古を通して、“僕青”メンバーでお芝居がウマいなと思った人はいますか?という質問な対し、早﨑は杉浦英恋の名前を挙げ、“周りの雰囲気をガラッと変えることができるお芝居をするなと思っていて、彼女にすごく助けてもらうことがありました”と話し、八木は長谷川稀未を挙げ、“いつもはとても優しいお姉さんって感じのイメージですが、舞台になるとガラッと切り替わる演技がすごいと思いました”とコメント。

最後に舞台の観覧者へのメッセージとして、八木は“初めての舞台でとても初々しさがあると思いますが、メンバーそれぞれの個性が出ている舞台だと思いますので、15公演を通して今の私たちにしか出せないものをお見せできたらいいなと思っています”、早﨑は“やることすべてが初めてだったので不安はありますが、今日までみんなで作り上げてきたものをみなさんに全部届けることができたらいいなと思っています”、安納は“「僕青」23人でこうして初めての舞台を経験できることに感謝しながら、「僕青」らしさを残しつつ、今の私たちにしか出せない演技をできるように頑張ります”と語り、囲み取材は終了した。

同作は、舞台初挑戦の“僕青”の初々しい演技が大きな見どころで、公演を重ねるにつれて彼女たちの成長が見られるのも魅力だ。また、それぞれの特技を活かしたパートや、最後にはたっぷりとダンスシーンも盛り込まれている。

夏休み前の高校が舞台の同作は、ダンス部が円陣を組み“白葉女子高等学校! 2年A組、ダンス部のプライドにかけて! 今日こそぉ! 動画をバズらせるぞぉ! おおぉぉ!!!”と元気な掛け声とともにくり広げるダンスパートからスタート。

部員が6人しかいない合唱部の部⻑のとあは、コンクールに出場するためにダンス部のあおい(安納蒼衣)をメンバーに誘うのだが、断られてしまう。

そんな中とあのチームメイトのすずき(早﨑すずき)が交通事故に遭い、亡くなってしまったという知らせが入る。

その1年後、引退を目前に控えた合唱部は廃部の危機だったが、あおいとダンス部が協力してくれることに。そんな中、合唱部のメンバーたちは亡くなってしまった“すずき”に関する不思議な出来事に遭遇する。

さまざまな経験を経て、悩み、大切なことに気づく彼女たちの瑞々しい姿が描かれ、僕が見たかった青空の特徴を最大限活かした感動的なラストが待ち受けている。

公演終了後にはライブパートもあって、彼女たちの圧倒的なダンスパフォーマンスと歌唱を堪能することもできる。

なお、内容、衣装、ライブのセットリストは公演ごとに異なっている。

舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>(©舞台「夏霞」製作委員会2024)

舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>

舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>(©舞台「夏霞」製作委員会2024)

企画・プロデュース:エイベックス・ピクチャーズ

企画協力:株式会社Ligareaz Management

■日 程

【東京】シアター1010 2024年7月11日(木)~7月21日(日)全15公演

本編内一部シーンは、A・B・Cの全3パターンの内容で上演。さらに、本編後のライブパートにて、僕が見たかった青空の楽曲を披露する。ライブパートで披露する楽曲は公演によって異なる。

※ライブパートに限り、声出し・応援グッズのご使用が可能です。

劇場:【東京】シアター1010(〒120-0034 東京都足立区千住3丁目92 千住ミルディス1番館)

■出演者

八木仁愛/早﨑すずき

安納蒼衣/金澤亜美/西森杏弥/柳堀花怜/吉本此那

岩本理瑚/塩釜菜那/杉浦英恋

青木宙帆/秋田莉杏/伊藤ゆず/今井優希/木下藍/工藤唯愛/須永心海/萩原心花/長谷川稀未/宮腰友里亜/持永真奈/八重樫美伊咲/山口結杏

■スタッフ

脚本:私オム

演出:村井雄

美術:泉 真

照明:河野真衣

音響:SING_O_WORLD(SOWLD MUSIC)

衣装:平山 空(企画演劇集団ボクラ団義)、TARKS,Inc.

ヘアメイク:西村裕司(earch)

舞踊指導:Meg

演出助手:高崎拓郎

舞台監督:澤麗奈(obbligato)、川畑信介(obbligato)

宣伝美術:五島英一(GEEK)

宣伝写真:金山フヒト(Xallarap)

制作:河田直樹(アンデム)、齊藤大志

票券・当日運営:松島瑞江(アンデム)、河田直樹(アンデム)

制作プロデューサー:ウネバサミ一輝(シザーブリッツ)

■チケット

全席:¥8,300円(全席指定)

【来場者特典配布決定】

劇場に来場者全員に舞台<夏霞〜NATSUGASUMI〜>オリジナルステッカー(全23種)をお一人様1枚プレゼント

一般販売受付:2024年6月22日(土)10:00~

主催:舞台「夏霞」製作委員会2024

■お問い合わせ先

公演に関するお問合せ:舞台「夏霞」 公演事務局 (平日11時~18時)03-6280-4670

チケットに関するお問合せ:(チケットぴあ)

©舞台「夏霞」製作委員会2024

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