高校でバッテリー授業 蓄電池産業を柱にする県のバレイ構想の一環【徳島】

県が打ち出している「徳島バッテリーバレイ構想」では、産学官が連携して県内の蓄電池産業の雇用や出荷額の拡大を目指しています。

その一環として、7月11日、阿南市の富岡西高校では、生徒たちに関心を持ってもらおうと、バッテリーの授業が県内で初めて行われました。

生徒たちは、身近に使われているバッテリーについて考えた後、蓄電池産業の現状やリチウムイオン電池の仕組みなどを学びました。

(高校生)

「今回の授業を通して、バッテリーの構造であったり、未来にどう進んで行くのかがよくわかりました」

「阿南市では、日亜化学とかもあって工業が盛んなことは知ってたんですけど、リチウムイオン電池バッテリーが盛んなことは知らなかったので、すごく知れて良かったです」

(県経済産業部企業支援課・井内 貴也 主任)

「早い段階から蓄電池産業にふれていただく機会を提供して、中長期的な蓄電池関連人材の育成をさらに進めていければ」

この授業は今後、生徒が電池を実際につくる実習などが予定されていて、富岡西を含む県内5つの高校で行われます。

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