法政大学、学生のプログラミングスキルを高めるため「paizaラーニング 学校フリーパス」を導入

paizaは、法政大学の学生に「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を開始することを、7月10日に発表した。これにより、法政大学の数理・データサイエンス・AIプログラム(以下、MDAP)を受講する学生が「paizaラーニング」を利用して無料でいつでもデータサイエンスと関連の深いプログラミング言語を学習することが可能となる。また、ユーザーのプログラミングスキルを6段階で評価する「paizaスキルチェック」を利用し、学生の学習動機形成を目的に取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paizaランクチャレンジ」も学内で開催する。

法政大学では、データサイエンスやAIを活用して新しい価値を創造し持続可能な社会の構築に寄与する人材を育成することを目指し、2021年度より全学共通プログラムとしてMDAPを開講した。当該プログラムの「リテラシーレベル・応用基礎レベル」は、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」のリテラシーレベル・応用基礎レベルにそれぞれ認定されている。

MDAPでは、データサイエンスに関する知識やスキルを身につけるだけではなく、複雑化する地球規模の社会課題の解決につながる「実践知」を涵養することを目的としている。このような目的を踏まえて数理・データサイエンス・AI教育を推進していくにあたり、その基盤となるプログラミング学習を強化するため「paizaラーニング 学校フリーパス」を無料で利用できる機会を学生へ提供することとした。

「paizaラーニング」には、「文理を問わずプログラミング初学者から中上級者まで自学自習できること」「問題集やスキルチェックなどで自ら手を動かして実践的な学習ができること」「環境構築が不要でブラウザ上でプログラミング言語が実行できること」「データ分析を学ぶ講座が追加されるなど、データサイエンスに適したPython講座が充実していること」といった特徴がある。MDAPで学ぶ学生が、さらにプログラミングスキルを高めたいというニーズに適しているという。

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