加速する低年齢化。Jリーグでデビュー後「10代」にして欧州クラブと契約した日本人

J2・ロアッソ熊本のFW道脇豊が海外移籍を前提にチームを離脱することが発表された。

道脇は一昨年16歳でプロ契約し、今年の4月にはJリーグでの初ゴールを記録した。2006年4月生まれの18歳。一般的には高校3年生の年だが、早くも海を渡ることになった。

昨今はJリーグを経ずにそのまま海外へ渡るケースも増えているが、ここではJリーグでのデビュー後に10代でヨーロッパへの移籍を果たした選手たちを見ていこう。

森本貴幸

クラブ:東京ヴェルディ ⇀ カターニャ(イタリア)
移籍した年齢:18歳(2006年7月)

梅崎司

クラブ:大分トリニータ ⇀ グルノーブル(フランス)
移籍した年齢:19歳(2007年1月)

高木善朗

クラブ:東京ヴェルディ ⇀ ユトレヒト(オランダ)
移籍した年齢:18歳(2011年6月)

宇佐美貴史

クラブ:ガンバ大阪 ⇀ バイエルン(ドイツ)
移籍した年齢:18歳(2011年7月)

久保裕也

クラブ:京都サンガ ⇀ ヤングボーイズ(スイス)
移籍した年齢:19歳(2013年6月)

南野拓実

クラブ:セレッソ大阪 ⇀ レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
移籍した年齢:19歳(2015年1月)

奥川雅也

クラブ:京都サンガ ⇀ レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)※Bチーム
移籍した年齢:19歳(2015年6月)

堂安律

クラブ:ガンバ大阪 ⇀ フローニンゲン(オランダ)
移籍した年齢:19歳(2017年1月)

冨安健洋

クラブ:アビスパ福岡 ⇀ シント=トロイデン(ベルギー)
移籍した年齢:19歳(2018年1月)

久保建英

クラブ:FC東京 ⇀ レアル・マドリー(スペイン)
移籍した年齢:18歳(2019年6月)

菅原由勢

クラブ:名古屋グランパス ⇀ AZ(オランダ)
移籍した年齢:18歳(2019年6月)

中村敬斗

クラブ:ガンバ大阪 ⇀ FCトゥウェンテ(オランダ)
移籍した年齢:18歳(2019年7月)

若月大和

クラブ:湘南ベルマーレ ⇀ FCシオン(スイス)
移籍した年齢:19歳(2020年1月)

斉藤光毅

クラブ:横浜FC ⇀ ロンメル(ベルギー)
移籍した年齢:19歳(2020年11月)

二田理央

クラブ:サガン鳥栖 ⇀ ヴァッカー・インスブルック(オーストリア)※U-23
移籍した年齢:18歳(2021年7月)

福井太智

クラブ:サガン鳥栖 ⇀ バイエルン(ドイツ)※Bチーム
移籍した年齢:18歳(2022年9月)

松田隼風

クラブ:水戸ホーリーホック ⇀ ハノーファー(ドイツ)※U-23
移籍した年齢:19歳(2023年6月)

佐野航大

クラブ:ファジアーノ岡山 ⇀ NEC(オランダ)
移籍した年齢:19歳(2023年8月)

後藤啓介

クラブ:ジュビロ磐田 ⇀ アンデルレヒト(ベルギー)※Bチーム
移籍した年齢:18歳(2023年11月)

熊田直紀

クラブ:FC東京 ⇀ ヘンク(ベルギー)※Bチーム
移籍した年齢:19歳(2024年1月)

すでにプロで“違い”を見せている2028年「ロス五輪世代」の日本人5名

なお、財前宣之、西澤明訓、丸岡満も10代の時にヨーロッパのクラブでプレーしているが、彼らはJでのデビュー前だったため除外している。

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