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シニア採用に積極的なコンビニは多い
シニア採用については、積極的なコンビニが多いようです。大手3社のシニア採用への対応は以下の通りです。
【A社】
ホームページで「シニア積極採用!」とうたっています。求人検索のページでは、「メリット」の項目で「シニア歓迎」をチェックできます。
【B社】
「スタッフの声」に「シニア」の項目があり、シニアの方におすすめできる理由を紹介しているほか、シニア歓迎の店舗を探せるようになっています。
【C社】
「スタッフの声」でシニアを取り上げています。
コンビニ夜勤の時給は? 給料をシミュレーション
コンビニで働く際に、夜勤であれば時給に深夜割増が適用されて効率的に稼げると考える方もいるでしょう。厚生労働省によると、深夜業に該当する22時から翌日5時までの間の労働については、25%以上の割増賃金が発生します。
具体的な時給は店舗によっても異なる場合がありますが、ここでは大手3社から特定の店舗を選んで時給を調べてみました。
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【A社】__
・時給:1115円(深夜時給:1394円)
【B社】
・時給:1113円~(深夜時給:1391~円)
【C社】
・時給:1150円(深夜時給:1438円)
店舗によっては、時間帯ごとに基本時給が異なる場合があります。早朝や夕方、深夜など時間帯に応じて短時間のシフトを用意している店舗もあります。例えば基本時給1115円(深夜:1394円)の店舗で働く場合の給料の目安は以下の通りです。
・22時~6時(深夜割増時間帯に1時間の休憩あり)
22時~5時までは深夜割増で8364円、5時~6時は基本時給で1115円、合計は9479円です。週3日で働く場合は週に2万8437円、週5日の場合は週に4万7395円です。長時間の勤務であるため、週5日で4週働くと月収が18万9580円になります。
・22時~2時
夜の4時間だけ働くシフトで、1日あたり5576円稼げます。週3日勤務であれば毎月6万6912円ほど、週5日勤務であれば毎月11万1520円ほどです。
シニアがコンビニで無理なく長く働くには?
コンビニで働くといっても、業務内容はレジ・品出し・宅配便の受け付けなど多岐にわたります。商品発注・売り場づくり・清掃なども頼まれる場合があるでしょう。
単純作業ではなくマルチタスクであることを理解して、根気強く学び仕事に慣れていく必要があります。心配な方は、「レジ打ちだけ」「品出しだけ」のようにひとつずつゆっくり教えてもらえないか、面接の際に確認してみるとよいかもしれません。
立ち仕事が多いため足腰に負担がかかる場合も考えられます。最初から無理をするのではなく、短時間のシフトを週に数回だけ入れて、慣れてからシフトを増やしていくことも検討できます。
夜勤は時給が高くて効率的に稼げますが、生活リズムが崩れてしまうリスクもあるため、自分の体力と相談しながら決める必要があるでしょう。
多くのコンビニはシニア採用に積極的! 夜勤ができるか否かは自身の体力による
多くのコンビニでは「シニア歓迎」をうたうなど、シニア採用に積極的に取り組んでいます。コンビニは短時間のシフトもあるため自分の都合に合わせた働き方ができ、時間的に融通をきかせやすいメリットがあります。効率的に稼ぎたい方は、時給に深夜割増が適用される夜勤も選べるでしょう。
しかしコンビニは基本的にマルチタスクで覚えることがたくさんあり、立ち仕事ならではの体への負担も考えられます。夜勤をするか否かや仕事量に関しては、個々の体力や生活リズムなどを考慮したうえで、無理のない範囲で決めるとよいでしょう。
出典
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー