公園を散歩していた男性が感電死―中国

中国・河南省安陽市で公園を散歩していた男性が死亡する事故があった。

中国・河南省安陽市で公園を散歩していた男性が死亡する事故があった。

中国メディア・大皖新聞の10日付によると、このほど「公園を散歩したら感電死」と題する動画がインターネット上にアップされた。動画には公園に集まる人々の様子が映っていた。

死亡した男性の親族によると、事故があったのは今月6日午後9時ごろ。妻と子どもと共に迎賓公園を散歩していた男性は、芝生に設置されたライトの配線を踏んで感電。たまたま通りかかった看護師2人が男性に心肺蘇生を施し、救急車を呼んで病院に搬送したが、男性は翌日に死亡した。

現場は前日に降った大雨の影響で濡れており、あちこちに水たまりができていたことに加え、公園のライトの配線がむき出しになっていたことが原因とみられている。遺族は公園の管理者に過失があったと主張しており、「彼らはずっと責任逃れをしている」と訴えている。

現地当局は事故があったことを認めた上で、「現在処理中」とコメント。「本当に配線がむき出しになっていたのか」「公園を一時閉鎖するか」などの質問には「主管部門に確認する必要がある」と述べ、明言を避けた。(翻訳・編集/北田)

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