リアル感が怖い『呪怨』超えの王道は、10~30代男女が「夏に見たくなる怖い映画」【トップ3】

映画『呪怨』公式X『@juonmovie』より

7月に入り、ますます厳しい暑さが続いている。7月19日には元NMB48・渋谷凪咲主演の、夏休みの補習授業中の教室を舞台した学園ホラー映画『あのコはだぁれ?』が公開されるが、猛暑の時期に見たくなるのが、背筋も凍る怖い映画だ。そこで今回は10~30代の男女100人に「夏に見たくなる怖い映画」について聞いてみた。

第3位(6.0%)は、『呪怨』。

2003年に公開された『呪怨』は、呪われた家に足を踏み入れた人が恐怖に見舞われる様子をオムニバス形式で描いたストーリー。奥菜恵、伊東美咲らが出演していた。続編の『呪怨2』もヒットし、ハリウッド版も制作されるなど、日本のホラー作品を代表するシリーズだ。

「設定が怖いし、エンタメ感も薄いのでリアルに怖い」(33歳/女性/営業・販売)

「定番のホラー映画だから」(30歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「とにかく恐ろしい」(25歳/男性/学生・フリーター)

「音響が好みだから」(24歳/女性/総務・人事・事務)

■第2位は『リング』シリーズの『貞子』

第2位(9.0%)は、『貞子』。

『貞子』は、『リング』シリーズの通算第8作目となる映画で、2019年に公開された。池田エライザがヒロインを演じ、SNS社会となった現代を舞台に、日本を代表するホラーアイコン・貞子の「撮ったら死ぬ」という呪いに、ヒロインたちが巻き込まれていく姿や、貞子の真実が描かれた。

「怖くてヒヤッとするから」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「定番感がある怖さだから」(22歳/女性)

「背筋が凍る」(27歳/女性/営業・販売)

「日本の有名なホラー映画シリーズだから」(26歳/男性)

■第1位はジャパニーズホラーの頂点『リング』

そして堂々の第1位(18.0%)は、『リング』。

1998年に公開された『リング』は松嶋菜々子が主演、「見た者は呪い殺される」という「呪いのビデオ」を巡る恐怖を描き、呪いの元凶となる女性“貞子”がテレビから這い出てくる姿は大きなインパクトを与え、大ヒットした。貞子の白い服に黒髪ロングというキャラクターデザインも怖さの象徴として広く世間に浸透している。

「貞子のインパクトの強さ、恐ろしさ、そして日常が侵食されて行く恐怖をうまく描いていて、原点にして頂点のジャパニーズホラーだと思う」(33歳/女性)

「現実感のあるところが良い」(32歳/男性/総務・人事・事務)

「目で見てハッキリと怖い」(32歳/女性/弁護士)

「キャストが良かった」(34歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「寒気のする映像が良い」(34歳/男性)

「とにかくずっと怖いから」(32歳/女性/専門職)

■「夏に見たくなる怖い映画」ランキング
1位『リング』
2位『貞子』
3位『呪怨』
4位『仄暗い水の底から』
4位『IT/イット』
4位『チャイルド・プレイ』
4位『学校の怪談』
4位『バイオハザード』
9位『シャイニング』
9位『ほんとうにあった怖い話』
9位『変な家』
9位『呪詛』

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