自転車事故死者数は10倍に…「交通安全の機運高めて」夏の交通安全県民運動始まる=静岡県警

「夏の交通安全県民運動」が7月11日から始まり、静岡市ではパトカーが街頭活動に出発しました。2024年、静岡県内では自転車の事故による死者が増えていて、静岡県警は注意を呼び掛けています。

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夏休みを前に始まった「夏の交通安全県民運動」では、子どもや高齢者の交通事故防止、自転車の安全な利用などを呼びかけます。11日、静岡市内でセレモニーがあり、パトカー12台が一斉に街頭活動に出発しました。

2024年、静岡県内で起きた交通事故の件数は9097件と、2023年(9493件)よりもやや減っています。一方、自転車の事故による死者数は10人と、2023年(1人)よりも大きく増えています。こうしたことを受け、静岡県警は今回、自転車のヘルメット着用を重点的に呼びかけます。

<静岡県警交通企画課 堀井泰孝管理官>
「ぜひご家庭であるとか勤務先や学校でとかですね。いま一度、交通安全についてお話をしていただいて、交通安全の機運を高めていただきたい」

夏の交通安全県民運動は7月20日まで行われます。

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