「調理を間に合わせることに気を取られて」床に落として割った瓶の豆板醤を使う 小学校の給食にガラス片が混入 浜松市教委が謝罪【続報】

浜松市の小学校の給食で提供された回鍋肉の中にガラス片が混入していた問題。調理員が床に落として割った瓶の中身を調理に使用したためで、浜松市教育委員会が7月11日、謝罪しました。

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この問題は10日、浜松市中央区の鴨江小学校で提供された給食の回鍋肉にガラス片が含まれているのを児童2人が発見したものです。

浜松市教育委員会の説明によりますと、ガラス片は調理に使われた豆板醤の瓶を60代の女性調理員が誤って床に落としてしまい、割ってしまった際に混入したものとみられています。

調理員は割れた瓶を拾い上げ、中に残っていた豆板醤を別の容器に移し、異物の混入がないことを1人で確認し、そのまま調理に使用したということです。床に落とした調味料は、使わないことになっていましたが、調理員は状況を報告していませんでした。

報告しなかった理由について、調理員は「調理を間に合わせることに気を取られて報告まで気が回らなかった」という趣旨の説明をしているということです。

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